Sadeを聴きながら
2011年 08月 01日Sadeを聴きながらアクすくい取り日曜の午後ゆるりたゆたふ
あの山に登れる気がし踏み出せば 気付く険しさに後悔してる
死についてふと考えてみたりする 眠りに落ちて目覚めぬことか
キリキリとネジを巻き過ぎ奏でたるオルゴールの音の哀しおかしさ
にぎやかな化粧落とした楽屋裏喜劇演じたピエロが終わる
わだかまり浮ぶ背中をゲンコツで怒突きたくなるそんな性分
問いかけに自由もいいとはぐれ雲孤独と言わぬ君は強いね
突然の非情を帯びて静電気今君の手に拒否られたんだ
さよならは美しく且つ軽やかに夕日投げかけその一瞬に
by soranosanngo
| 2011-08-01 20:23
| 現代短歌
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