あし。まーさん、おめでとうございます!
2015年 10月 09日水の中を泳いでいたものが
産院のベッドの上で
あし。になる
それはまだ
自分を支えることも
出来ないけれど
あし。と呼ばれる
ああ、これは
あし。だね
こんなに
ちいさく
まだせかいをあるいてさえないものを
あし。と呼ぶと
せかいを歩いている人は
みな
幸せな気持ちになる
あかちゃんの存在はそれだけであたたかいもの。
大きくなれば誰かにこんなふうに足のうらまでしみじみみられることもないなあと。
そんなふうに慈しまれながら、いつかひとりで歩いていくだろう、
そんな人の出発点を
一枚の写真で思い起こされた。
赤ちゃんのあしは自分を支えることは出来ないけれど、
もしかしたら周りの人を支えるものかもしれない。
by soranosanngo
| 2015-10-09 08:33
| 詩
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