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詩「花とゆめ、カモミールティ」

ふりあおげば
小さな雨があって
ほほえみながら泣いている
人のようだった
桜を散らすのは誰
誰でもない
そこにあるのは
過ぎていくだけの時間とカモミールティ
摘んだのは誰
わたしの手だ

ふりあおげば
おかえりと
その涙に似た水が
光を宿し
ほほえむようにぶつかってくるのです

by soranosanngo | 2017-04-15 09:58 | | Comments(0)