午睡 或いは崩れ落ちる砂の壁

ごすいって
ひすいに似たような

たおやかに
睡り続ける
午後
もくもくと
宝石になる練習をしよう

纏足の爪先から
あたたかな成分が溶け出していく
あらがえない麻薬(レクイエム)のような
ひきとめる者のない孤独のような
まどろみ
飽いたら
愛になる練習をしよう

ひとつきにいちど
わたしは
いのちをすてている
えいえんに
未成熟なたまごたちよ
にぶい痛みのかたわらで
いっさいのためらいもなく
いのちをすてている

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Commented by coco草 at 2013-02-24 11:50 x
午睡ですね、確かに。
こんな練習している珊瑚さんは、どんな宝石になるのかしら? いえ、もう煌めく愛の宝石になっているのかもしれませんよ。詩という形を通して、あなたは、どこかの誰かにきっと愛を与えていますもの。
Commented by 泡沫恋歌 at 2013-02-25 06:02 x
何だか、不思議な午後の平穏を感じる。
アンニュイそして閉塞感、いろんな感情が混ざり合って昇華して
美しい宝石になる。
珊瑚さんの言葉のひとつひとつがキラキラ光っています。
Commented by ポン at 2013-02-27 19:04 x
この写真から受ける雰囲気と詩、よくマッチしてます。
考えたら、生きていくってことは、ひとつずついのちを捨てていくことかも。
愛でいっぱいの宝石、三五さんの詩の中に いっぱい詰まってます。
Commented by soranosanngo at 2013-02-28 10:53
☆CoCo草さん ありがとうございました。
 それでは一生懸命磨くことにします♪

☆恋歌さんありがとうございます。
 ごすいも、ひすいも等しく大好きです。きらきら。

☆ポンさん ありがとうございます。
 女は特に実感するときがありますね。
by soranosanngo | 2013-02-23 15:12 | | Comments(4)