11月の序章

満開のあと
花がしずかに散るように
赤い木の葉が
しずかに枝を離れていった
風もないのに

秋のただなかで
わたしは
生ききって
ただ、そこに
別れがあることを知る

別れたあと
めくられる
冬という頁に中で
春と夏を思い出しながら
楓は落葉になってゆくのだろうか
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by soranosanngo | 2015-11-02 11:01 | | Comments(0)