夜汽車

父が「汽車」と言うたびに
乗ったことない汽車というものに
乗ったような気になって
どうして陸を走る汽車に
さんずいがあるのか
理由は知らないけれど
わかる気がして

ふるさとへ続く
汽車が今でも
あるような気がして

空に尾をひくようなあの彗星が
父の夜汽車のような気がして
[PR]
by soranosanngo | 2015-12-17 08:53 | | Comments(0)