詩「解凍」

五月の光に
解凍されてゆくのは
身体だろうか
心だろうか
その両方なのだろうか
いずれにしても
凍ったままではいられないらしい
廃墟のまま朽ちてゆくことは叶わないらしい
静かなる臨界
ゆっくりと水を目指し
あらわになってゆく
よこしまな骨たち

生命に課せられた
それを呪いと呼ぶにしては
まぶしすぎる
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by soranosanngo | 2016-05-01 12:24 | | Comments(0)