詩「おとづれ」

いつかみないなくなる
命のゆくみちで
宴のような季節はゆき
果たして秋なのだろうか

しろいひかりにつつまれて

指先に触れた肘が
かさかさしていたので
クローゼットを開いて
風を入れる

ここには
窓がないから
季節もない
腕や足をぶらさげたヒトガタたちは

わたしがいなくなるまでまっている





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by soranosanngo | 2016-09-17 12:17 | | Comments(0)