詩「白い夜」

夜の粒子は
空気より重いから
地に近いところから
夜は降り積もる

揺れるブランコの下
濃くなるばかりの影

うすいヴェールを
かけられたような
時間を
白い夜と呼んで
愛していた
一番星に見つかる前の
それは刹那の時間だったけれど
今となっては
永遠という時間に置き換わっている

夜の粒子は
柔らかいから
さなぎになるのに
ちょうどいい
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by soranosanngo | 2016-10-01 09:52 | | Comments(0)