詩「きざし」

頼りなさに
よりかかれば
心ごと
倒れてゆく夜に
書き連ねたはずだったノートから
言葉たちが飛び立ち
明け方
星を目指して去ってゆく
かげろうのような
うすい罫線だけを残して

確かなことなど
何もない
そんな世界を
透けかかる
白紙のノートとともに
生きていく

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by soranosanngo | 2016-12-11 08:04 | Comments(0)