詩「みづぎわ」

冷たい水に
爪先をひたす
波はどこから来るのだろうとおもう
その波さえ触れれば逃げて
つかまえられないというのに

ブルーヘブンと書かれた頁を風が
めくる
それを
天国と訳そうか
それとも
青空と訳そうか
いずれにしても
そこでは
わたしは息をすることからも
解放された
ましろな鳥だった

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by soranosanngo | 2017-03-02 11:01 | | Comments(0)